Alternative Business Models: Where People and Planet Matter (Part 2)
循環型経済

パート3:新しいアプローチ

LABOURNET

インドの非公式なバリューチェーン全体で男性、女性、子どものサステイナブルな生計を可能にする社会的企業です。

LABOURNETは、サステナブルな生活を実現します

過去20年間の高水準の経済成長にもかかわらず、インドの非公式経済は、依然として非農業部門の雇用の80%以上を占めています。非公式経済部門では、労働者と日雇い労働者の4分の3以上が学校を卒業しておらず、安定した契約、福利厚生、雇用保障なく働いていることが少なくありません。会社給与も一切なく、あらゆる種類の不測の生活環境に直面して、とりわけ脆弱なままとなっています。

LabourNetの創設者であるGayathri Vasudevan氏は、国際労働機関での経験を積んだ後、より安定した有意義な仕事から人々を遠ざけていたギャップを埋めることに着手しました。非公式経済部門と仕事をリンクさせるためにテクノロジーを活用するという最初のモデルから始まったLabourNetは、組織に対する市場性を高めて雇用に適した状態とするための、労働者のための訓練プラットフォームへとすぐに方向転換しました。

LabourNetでは、現在、個人に対しては技能認定と起業家精神、企業に対しては技能向上と新規労働力の調達、政府に対しては政策実現と訓練センターに関するパートナーシップ、教育機関に対しては試験と実施のプログラムという形で、エコシステム全体のあらゆるステークホルダーにビジネス価値を提供しながら、社会的影響を生み出す独特な態勢を整えています。最終的には、LabourNetの大規模で多面的なアプローチによって、インドの労働人口のかなりの部分に尊厳と保障と繁栄を探し出す能力を与える大改革が促されるものと思われます。

MYMIZU

無料の公共水道アクセスの分散型ネットワークを実現することにより、日本のプラスチック消費量を削減するオープンソースプラットフォームです。

水を自由に使えるようにするネットワーク

日本は世界第2位のプラスチック容器の消費国であり、地球を100回以上包むのに十分な量のペットボトルを毎年消費しています。Mymizuの創業者は、これを変えようとしています。日本には300万台の自動販売機が至る所にあり、サステイナブルな代替品のためのインフラがほぼ存在していないことに失望したRobin Lewis氏は、「移動中に無料の給水場所があれば、使い捨てのプラスチックボトルを使わなくなるだろう」という独特な信念のもと、Mymizuを創業しました。

Mymizu 統計

オープンソースプラットフォームとして、冷水器や好意的な企業などの公共空間にある給水ステーションに個人や企業がフラグを立てたり、全国の飲料水供給施設の地図をクラウドソーシングしたりすることがアプリで可能となります。利用者にとっては、無料の水を簡単に手に入れられることを意味していますが、パートナー企業にとっては、人の往来を増やして、ブランド価値を高めて、地元地域をよりサステイナブルで住みやすくする役割を果たす機会が提供されます。

「企業には、この変化をリードする機会と義務があります。これは単なるリスクではなく、大きなチャンスなのです」とLewis氏は先日のジャパンタイムズのインタビューに答えました。「例えばパタゴニアを見てください。少なくとも日本においては最もサステイナブルな企業のひとつであり、信じられないほどうまくやっています。飛躍中の企業は、多くの場合、驚くほどの成果を上げています。」

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