
デジタルソリューションとデータの責任
三菱ふそう、初開催のロボット・オートメーションのピッチイベントでパートナーを募集
三菱ふそうのオープンイノベーションプログラム「Fuso GreenLab」は4月12日、かわさき新産業創造センターと共同でリバースピッチイベントを開催しました。これはファクトリーオートメーション・ソリューションの共同開発のパートナー募集を目的としたものです。
三菱ふそうは、この15年間、スマートツール、デジタル化、人材育成、学習を通じて工場の効率化と安全性の向上を図り、オートメーションに注力して重労働や肉体的な負担を軽減しようと、「Factory of the Future(未来の工場)」計画を実施しています。
このイベントでは、最初に安藤 寛信副社長・開発本部長が三菱ふそうのイノベーションの推進力とモビリティ部門を紹介。続いて、三菱ふそうのプラントオートメーションチームのシニアエキスパートである尾崎 禎彦と陳 立捷(チェン・リジェ)の両氏が、オンラインセミナーで約100人の地元経済界の参加者に、工場が現在抱えている二つの課題を提示しました。
その二つの課題とは、ワイヤレス接続された社内の自動ピッキングロボット、およびボルト締めと検査作業の自動化ソリューションに関するものでした。
このリバースピッチセッションの後、関心のある参加者には、それぞれの革新的ソリューションを売り込む機会が5月17日、19日、20日に与えられます。
このイベントは、三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)がその不可欠な一翼を担うダイムラー・トラック(Daimler Truck)の幅広いビジョンに沿ったものです。MFTBCはすべての人々と地球により良い生活をもたらすモビリティソリューションの開発を目指しています。
FUSO GreenLabは、このビジョンを支援するため2021年10月に発足。スタートアップ企業や研究者、学生、企業が集まり、新しいコンセプトやテクノロジーを利用して、私たちを取り巻く問題の解決に取り組んでいます。このプログラムでは、MFTBCの各部署と協業者をマッチングし、あらゆる分野で持続可能かつダイナミックなソリューションの共同開発を目指します。
MFTBCは、川崎のBotLabや栃木県喜連川市にある117万平方メートルの試験場の利用、専門家による指導、170か国に広がる市場へのアクセス、世界最大級の商用車メーカーであるダイムラー・トラックとの協業拡大の可能性など、さまざまなリソースを活用して共同開発を支援します。
MFTBCの本社は、多くの研究開発機関が集まる最先端の国際産業都市、川崎市にあります。地元経済界には、外部組織と連携してきた歴史があります。
このイニシアチブは、イベント共催者のかわさき新産業創造センター(KBIC)(2003年設立)が後援しています。KBICは、研究開発用ワークスペースの提供や年間を通じたイベントなど、スタートアップのための活動や支援を行っています。
このリバースピッチイベントの第2ラウンドやFUSO GreenLabについての詳細は、イベントページをご覧ください。
MFTBCの課題に対処するアイデアを提案していただいた応募者の中から、次のラウンドに招待する方を選定します。
私たちのチームにアイデアを売り込むこと、あるいは私たちと一緒にイベントを開催することに興味がありますか?私たちは常に協業者を求めており、革新的なソリューションを尊重します。お問い合わせは、GreenLabのWebサイトhttps://fusogreenlab.comからお願いします。
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